海外の交通事情・・交通ルールと罰金

今年になって 1月末頃、1通の海外郵便が届きました。

オーストラリアの警察からの物。

” 貴方は、去る12月、交通違反をしました。罰金を振り込みなさい” ・・という内容。

その額 日本円で5万円近く。

ははん!  振り込め詐欺か・・・。

敵もさるもの。 どこからか、こちらの渡航の情報を得たに違いない。

と、英語の文を読むのも面倒で放っておいたのですが、 次の日、まあ捨てるにしても一応読んでみようと、読んでいくうちに・・・

場所と日程は何となく一致してるし、詐欺にしては余りに詳しい・・・

読み進んで行くと、信号無視、3回。 スピード違反 1回。

何? 何! 何・・・

いや絶対、信号無視なんてしてないし!

あり得ないし!

即、Hertz に電話。

確かに違反の知らせが来ているとの事。  直接払わないと、Hertz を介する事になるので、手数料がかかりますと言われ、give up!

シドニーの警察に電話かける?

喧嘩出来るほど英語、上手くないし・・・

少し時間が経って、落ち着いてきたら、色々考える事が出来るようになった。

実は半年前の8月に、涼しい夏のバンクーバーに行ったのだが、 カナダの交通ルールは少し日本と違う。

大きな違いは、赤信号でも、右折出来るという点。 これは アメリカも同じ。

日本とは反対の左ハンドル、右側通行だが、赤信号の際、左から車が来なければ、右折が許されている。

え?  でもこれって、もしかして オーストラリアでは許されてないの?

焦ってググる事、一時間以上。

オーストラリアの、交通ルールには、それを良しとされる記載はない。

しかも “ルールは日本とよく似て 運転しやすい・・・” とまで書いてある。

はあーー?  それなら確かに信号無視!

疑念が 段々確信に変わって来た。

オーストラリアは、日本と同じ、右ハンドルの、左側通行。

私は、ずっと、カナダと同じように、赤信号でも右から車が来なかったら、左折してましたぁ!

監視カメラで追跡されたに違いない。

そう言えば、 昨年行ったイギリスは、どうだったのか? (2018年5月29日ブログ・chelsea-flower-show

再度 Google に聞いてみる。

やはり赤信号でも 左折して良いというような記載はない。

かなりの回数、信号無視したと思うけど (勿論故意ではないが) 、 何も知らせは来なかった。

事故も無く幸運としか言い様が無い。

罰金はつらいけど、とてもお勉強になりました。

思い込みは厳禁!

慣れて来た頃が一番危ない。

これからは、行く前に しっかり下調べをしようと強く反省したのでした。